お手入れ方法については、下記の要領でお試しください。
日常でのお手入れ
point1 食べ物や水分をこぼしてしまった場合はすぐに拭き取る
オイルフィニッシュの家具は水分を嫌います。濡れたコップや水滴を長時間そのまま置いておくと、シミになる場合があります。
point2 熱いものを直接置かない
熱いものを直接置くとあとがついてしまうことがありますので、鍋敷きやコースター等をご使用ください。
point3 水拭きは固くしぼったタオルをつかう
日常のお掃除では、汚れを水拭きしていただいて問題ありません。ただし、タオルは固く水分をしぼってからご使用ください。
全体を水拭きした後は、乾拭きをして、余分な水分を拭き取ってください。
あじわいを増す年間のお手入れ
オイルフィニッシュの家具はご家庭でメンテナンスして頂くことにより、よりツヤとあじわいを増していきます。
簡単な作業ですので、家具を育てていくように、是非年に1~2回のメンテナンスをおススメします。
用意するもの
※オンラインショップでもお手入れセットを販売しております。
家具用オイル
様々なメーカーのものがあり、ホームセンターでも購入できます。
ウエス(タオル)
不要になった布を使いやすい大きさに切ったもの。(Tシャツや肌着などメリヤス生地の衣類がおススメです)
紙ヤスリ
無垢材家具(オイルフィニッシュ)の場合
#180番(中目)、#240番(整え用)#320番(仕上げ用)の3種類を用意します。
突板家具(オイルフィニッシュ)の場合
#240番(中目)#320番(整え用))#400番(仕上げ用)の3種類を用意します。
全てホームセンターで購入できます。
キズ補修のお手入れ
無垢材家具(オイルフィニッシュ)の場合
はじめに、乾いたウエスで表面の汚れやホコリを拭き取りましょう。
↓
キズやシミがある場合、紙ヤスリで削り取ります。#180番(中目)の紙ヤスリを使って、キズやシミのある箇所をこすり取ります。
↓
キズやシミが目立たなくなったら、#240番(整え用)の紙ヤスリを使用します。キズやシミの部分と一緒に、周辺もぼかすように削り、凸凹をならすように表面を整えます。
↓
最後に、#320番の目の細かい紙ヤスリを使用します。キズやシミの部分と一緒に、周辺もぼかすように削り、表面を滑らかにします。
※キズが深い場合は、#120番(荒目)の紙ヤスリを用意し、上記の手順と同様に、
#120番、#180番、#240番、#320番の順で紙ヤスリを使って、キズを補修してください。
突板家具(オイルフィニッシュ)の場合
はじめに、乾いたウエスで表面の汚れやホコリを拭き取りましょう。
↓
キズやシミがある場合、紙ヤスリで削り取ります。#240番(中目)の紙ヤスリを使って、キズやシミのある箇所をこすり取ります。
↓
キズやシミが目立たなくなったら、#320番(整え用)の紙ヤスリを使用します。キズやシミの部分と一緒に、周辺もぼかすように削り、凸凹をならすように表面を整えます。
↓
最後に、#400番の目の細かい紙ヤスリを使用します。キズやシミの部分と一緒に、周辺もぼかすように削り、表面を滑らかにします。
point | ・紙ヤスリは木目と同じ方向に動かします。 ・一箇所を削りすぎてその箇所がヘコまないようにご注意ください。 特に、突板家具は天然木部分が薄くなる場合があるため、粗目の紙ヤスリの使用は控え、 削りすぎないようご注意ください。 ・紙ヤスリで削ったあとは、都度水引(水拭き)をし、乾かしてから、次の工程に進んでください。 |
オイル塗布
表面が綺麗に整ったらオイルを塗っていきます。きれいなウエスにオイルを適量のせたら、家具の木目に沿って端から端まで一気に伸ばし進めます。
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全体を塗り終えたら、乾燥したウエスで乾拭きして、表面に残った余分なオイルを拭き取ってください。
↓
6時間以上おいて、オイルを浸透させます。
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この作業を2~3回繰り返し、オイルを塗り重ねると、撥水性が向上します。
最後にきれいなウエスでから拭きした後、半日程度そのまま乾燥させてください。
point | 家具の側面も忘れずに塗りましょう。 |
※ウレタン仕上げのキズ補修に関しては、別途、CONTACTよりお問い合わせください。